『皮下脂肪と内臓脂肪の違いはなに?』
『見た目が違うだけ?健康に及ぼす影響も違うの?』
と思われる方へ、内臓脂肪の危険性について解説します。
皮下脂肪と内臓脂肪はまったく違います。
皮下脂肪は男性より女性のほうがつきやすく、丸みを帯びた女性らしい身体になり、あまり害はありません。
内臓脂肪は生活習慣病やさまざまな病気の原因となります。
皮下脂肪と内臓脂肪は違いは何でしょうか。
皮下脂肪とは、皮膚と筋肉の間につく脂肪



皮下脂肪は文字通り、皮膚と筋肉の間に付着していく脂肪です。
女性は魅力的な体つきになるため皮下脂肪が多く、男性は逆にごつごつした体つきになる代わり内臓脂肪がつきやすくなっています。
皮下脂肪の役目としては、転んだ時など衝撃に対するクッション、寒い時の体温保持などの役割をしています。
皮膚の下に脂肪があるため、手でつまめ、柔らかいです。
皮下脂肪はたまりにくいですが、一旦ついてしまうと減らないです。
ダイエットをしても先に内臓脂肪から減っていくため、皮下脂肪はなかなか減りません。ダイエットの効果がなかなか目に見えてこないはこのためです。
内臓脂肪とは胃や腸につく脂肪



内臓脂肪は胃や腸のまわりにつく脂肪で、大網脂肪や腸間膜脂肪と呼ばれます。
内臓脂肪は生活習慣病と密接な関係があり、増えると身体に悪いのです。
内臓脂肪はこのような特徴があります。
- 内臓脂肪はつきやすいが、減らしやすい
- 血糖値を上昇させる
- 血圧が上昇する
- 血中の中性脂肪、コレステロールが増える
- 上記のため、生活習慣病などのリスクが多くなる
内臓脂肪が増えると、サイトカイン※1が乱れ、血糖値・血圧・血管内の脂質のバランスがくずれ生活習慣病の原因になり、身体に良くありません。
※1サイトカインとは
『サイトカイン』 は、細胞から分泌される低分子のタンパク質で生理活性物質の総称。生理活性蛋白質とも呼ばれ、細胞間相互作用に関与し周囲の細胞に影響を与える。
Wikipedia より引用
食事制銀をすると、皮下脂肪よりも内臓脂肪から小さくなっていきます。
内臓脂肪のエネルギーはすぐに肝臓に運ばれ消耗しやすいからです。
ダイエットをしてもなかなか脂肪が減らないのは、先に内臓脂肪から減っていくためです。
臓器のまわりに脂肪があるため触れないですが、脂でお腹が張って突っ張っているような感じになります。
内臓脂肪が溜まる理由は不摂生



内臓脂肪は内臓の表面に脂がつき溜まっていきますが、以下の原因が内臓脂肪を貯まりやすくします。
- 食べすぎ
- 飲みすぎ
- 運動不足
内臓がちょうど焼肉のホルモンのような状態になるのです。
内臓脂肪によるサイトカインの異常で、高血圧、糖尿病、脂質異常になり、静脈硬化を進行させ身体に悪影響を及ぼします。
内臓脂肪は加齢でも増える
内臓脂肪は加齢でも増える傾向があります。
食べる量は年を摂ってもあまり変わりませんが、基礎代謝量がへり、内臓脂肪がついてきます。
(基礎代謝量 厚生労働省)
また、運動量も減ってくるため消費カロリーが減り、摂ったカロリーや脂肪が内臓のまわりにつき、増えていきます。
内臓脂肪を減らすには



内臓脂肪は生活習慣病などのリスクがあるため、減らすべきです。どうしたら減るのでしょうか。
若い時からの食事を変える
若い時は基礎代謝量が多いので少々食べても内臓脂肪になりませんが、年とともに基礎代謝量が減るため、若い時を同じ食事をしてはいけません。
食事の量を少しへらし、脂の少ない食事、バランスのよい食事を心がけましょう。
一般的には脂の多い肉より魚のほうが低脂肪ですし、好みも年を取るにつれて肉より魚、というように変わっていきます。
もちろん、野菜も大事です。
飲み物は「ウーロン茶」が良いです。
ウーロン茶ポリフェノールが、脂肪の分解・吸収の役割をする「リパーゼ」を抑制し、脂肪が吸収されず排出されます。
(ウーロン茶ポリフェノール macoaroniサイト)
有酸素運動を行う
運動は、ジョギング、水泳、自転車などの有酸素運動が有効です。
できれば毎日継続することが望ましいです。
また筋トレで筋肉を増やすことによって基礎代謝量を上げ、日々の食事では太りにくい体質にすることもできます。
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内臓脂肪を減らす薬に頼る
脂肪を落とす薬に頼るのが一番楽な方法です。
「生漢煎 防風通聖散」は一般的なサプリメントとは違い、第2医薬品の「お薬」で、効き目は確かなものです。
コーラックや正露丸などと同じ薬の種類で、量を間違えると副作用が出るほどの効き目があります。
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体型で皮下脂肪か内臓脂肪かわかる?



「身体の中の脂肪の割合」は体脂肪計で簡単に測れますね。
『体脂肪率』は男性の標準の体脂肪率は10%~20%、女性の標準は20%~30%で、それを超えるといわゆる肥満、ということになります。
が、内臓脂肪と皮下脂肪は推測するするしかありません。
『内臓脂肪』はお腹(ウェストサイズ)が85センチ以上はいけないと言われます。
が、身長150センチの人と185センチの人を同じモノサシで測る意味が理解できません。身長ごとに基準を変えるべきだと考えます。
よくリンゴ型、洋ナシ形の体型と言われます。脂肪のつく場所によって見た目が違うのでそう呼ばれます。
洋ナシ形の体型は皮下脂肪型



洋ナシ形は皮下脂肪型の体型です。
下半身、特にお尻や太ももに脂肪がつくタイプは皮下脂肪型です。
体温調節を担うお尻や太ももにたくさんの脂がついてしまい、洋ナシ形になってしまいます。
リンゴ型の体型は内臓脂肪型



リンゴ型は内臓脂肪型の体型です。
内臓のまわりに脂肪がへばりついているため、脂肪が多くなると胴回りが膨らんでみえます。
腕や太ももには脂がさほどついていないため、リンゴのような体形になります。
男性に多いので気を付けましょう。
内臓脂肪と皮下脂肪の違い・内臓脂肪が増えると危険
脂肪がゼロではいけません。
体温の保持が難しくなるのと、ぶつかった時のクッションがなくなるからです。
皮下脂肪は多少あった方が良いです。
格闘技でいえば、ボクサーは体重制限のためギリギリまで脂肪を落としますが、プロレスラーや空手家に体重制限はないため、身体全体に1センチくらいの脂肪を残しておくそうです。
突きや蹴りやラリアットから筋肉を傷めないようにするためだそうです。
特に女性は適度に皮下脂肪が必要です。女性は女性らしいをつくるため、皮下脂肪は必要です。母乳で赤ちゃんを育てる際も、皮下脂肪が必要となります。
ただ内臓脂肪のほうは成人病などの原因になるため、ないほうがよいです。
無理してファッションモデルのような体形を目指さず、女性らしい身体を目指しましょう!
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